体験8日目 ~ネギの苗床作り~
ポット作りから一時解放
今日はこれまでとは違うことを体験した。
ネギの苗床作りである。
8時半にご主人自宅前のハウスへ集合。
まずは苗床作りの一連の流れを見せてもらった。
このシートは根っこが伸びすぎないように物理的に防ぐ役割と、特殊な薬品が含まれており、苗の病気を防ぐ役割があるそうだ。
今日はこの作業担当となり、130枚ほどジャバラを広げる作業をした。
最初はうまくいかなかったが、終わるころには職人のような手つきに。
やってるときは夢中で感じなかったが、改めて写真で見ると蓮コラみたいでゾワッとする人がいるかもなと。
2粒ずつ入る溝があるので、そこに種をセットしておき、アクリル板をスライドさせると種が一気にポトッと落ちる仕組み。
ちなみにこの種は大きさを均一にするため、特殊なコーティングをしているそう。
BB弾のようだ。
一発で決めるには熟練が必要。外した場合はピンセットで1つずつ拾って入れなければならない……
この時点で金属製の枠を外し、次の苗箱用に使う。
同じ培養土を使わず「バーミキュライト」を使うのは、培養土よりも価格が安いからだそうだ。
農業はいろんな材料があり、土といえどもタダではない。
この辺の経済観念も逐一必要なのね。
こまごまと初期費用かかりそうだなー……
先ほども書いたが、今日はこれを130枚作って終了。
1日中立ち仕事だったが、これまでのポット作りよりは足腰を消費しなかった。