脱サラからの自営就農活動記

IT企業勤めだった独身男が、経験も知識もない農業に手を出した結果

体験3日目 ~ポットの苗植え&ネギ畑のビニール敷き~

トマトのポット作り

本日は8時半集合。
研修生1人はお休みだったが、手間取りの女性2人がポット作りの手伝いに来ていた。
あまり聞きなれなかったが「手間取り」とはいわゆる日雇いのことで、農業ではこの言葉をよく使うらしい。
卒業生と親しく話していたので、どうやら人手が欲しいときに、よく手伝いに来ているようだった。

本日はポットへトマトの苗を植えるということで、卒業生に付きながら私も手伝った。

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並べられたポットの土に専用器具で穴をあけていく

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穴をあけたポットに1つ1つ手作業でトマトの苗を植える

苗植えは主に手間取りさん2人のお仕事。
少し手伝ったが意外に難しい。根っこを穴の奥にグッと押し込み、根っこの周りに空洞があると根付かないので、土をギュッと寄せなければならない。

また、トマトの苗はポットの色ごとに違う品種を植えていて、モモタローとかゴールドモモタローとかアイコとかいろいろあった。

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延々と続くポット作り

気の遠くなるような作業だが、写真左のシートがかかっている列を作るのに3~4時間くらいだったろうか。

移植したての苗は直射日光でしおれやすく、土もすぐ乾いてしまうので、なかなかの時間との戦いだった。
ご主人が水をまいている横で、卒業生と一緒に、竹のようにしなる青い棒の両端を土に刺してアーチを作っていった。
アーチの上にはビニールシート2枚、その上に遮光シート1枚、さらにその上にまたビニールシート1枚をかぶせた。

ネギ畑にもシートをかぶせる

先日種まきをしたネギ畑。

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水やりをしてドロドロになった土も少し締まり、通路を歩ける環境になったので、こちらにもシートをかぶせることに。

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4つの畝(うね)に4枚のシートをかぶせた

土が少し締まったとはいえまだ不安定で、しかも通路が狭く片足分の幅しかないため綱渡り状態……
種をまいたところに誤って足跡をつけようものなら絶対怒られると思い、1歩1歩慎重に進んだので一苦労だった。
さらに本日は風が強く、ハウスの扉を開けるとせっかく敷いたシートがズレて(モ~)ってなったりもしたが何とか完成。

戻ってポット作り

その後はポット作りをしているハウスへ戻ってポットの土に穴あけをしたり、苗床から苗を1本1本ほぐしたり、苗に対してポットが足りなかったので体験初日にやったようにポットへ土を入れる作業を手伝ったりした。

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本日は夜からとあるイベントに参加予定だったため、作業途中で申し訳ないと思いつつ15時で帰らせてもらった。
それでも急いでいろいろ手伝ったし、ハウスの中は暑いしで疲労困憊は変わらず…

(そしてだんだんと写真を撮る余裕がなくなってきている…)